IK製品

あらゆるカテゴリーを網羅するという、
ワークステーション・コンセプト。

内蔵エフェクトの次元を超えたサウンドが好評のSample Tankの内蔵エフェクトも、33種類へと強化されました。「各パッチはエフェクトを前提としているのに、マルチティンバーではそのエフェクトを再現できない」という、ハードウェアシンセ/モジュールとは異なり、16パートそれぞれで、各音色のデフォルトエフェクトがそのまま再現可能です。

最大同時発音は、256音。もちろん、これは1モジュールあたりの最大同時発音数です。つまり、Sample Tank 2を8つ起動すれば、8x 256 = 2048音再生可能、ということです（実際の最大発音数はCPU能力に依存します）！また、ベースパートは2音、ドラムは16音、パッドは8音など、各パートの最大同時発音を自由に制限することもできるので、CPU能力を有効に活用することができるでしょう。

16パートを一覧表示して、レイヤー、ミックス可能なインターフェース。フィルター、ADSRなどをフルに調整可能なシンセエディット機能。ループテンポシンク。ポルタメント。ゾーンエディット機能。これまで、ユーザーが「こんなことができたら、いいのに」と夢見てきた機能のほとんどを実現したSample Tank 2。 世界で最も進化したサウンドワークステーションの登場です。

さらにSample Tank 2.5では、パートごとのエフェクトに加え、センドおよびマスターでもエフェクトをインサートして使用することができます。音楽性に溢れるリバーブとして高い評価を得た、CSR - Classic Studio Reverbのエンジンも内蔵エフェクトとして追加されました！

強力なシンセ/サンプラーエディット機能。

Sample Tank 2では、50以上のシンセエンジン・パラメターに瞬時にアクセスできるようになりました。フィルター、エンベロープ、LFO、ヴェロシティ、MONOモードで効果を発揮するポルタメント、そしてスイッチで簡単に切替可能な3種類のエンジン。ここでコントロール可能な要素は膨大ですが、複雑な画面でユーザーを混乱させることはありません。各機能は合理的に分類され、各パラメターは大きなツマミでコントロール可能なので、誰でも、直感的に操作可能でしょう。「音色にあわせた機能だけが表示され、簡単にエディットできる」と高い評価を受けていた4つのツマミ（MACRO）も残っています。

1音単位でエディット可能なZONEコントロールモードでは、通常は全音域に適用されるエディットパラメターを、鍵盤ごとに設定することができます。ドラムキットで、ハイハットだけフィルター処理を加えたい、といった時に便利な機能です。しかも、従来のリサンプリングエンジンで制作されたバンクの、1音だけSTRETCHエンジンでエディットすることまで可能です。ZONEボタンをONにして、エディットしたい鍵盤を押す。これだけで、無限の可能性が広がります。

Sample Tank 2.5では、ポルタメントの時間だけでなく、その変化の度合いも操ることができるポルタメント・カーブのパラメータが追加されました。

16パートを一覧できるレイヤー/ミックスウィンドウ。

Sample Tank 2の音色ウィンドウには、16マルチティンバーの音色を一度に表示します。各パートのMIDIチャンネルは変更できるようになったので、レイヤーも簡単に設定できます。各パートのソロ、ミュート、同時発音数、ボリューム、パンもまとめて調整可能なので、作曲、アレンジ、ミックス時の生産性が大幅に向上することでしょう。

もともと、大量の音色を管理/ブラウズする能力では評価の高かったSample Tankですが、この機能もさらに進化しました。ファインダーのように折り畳み可能なフォルダメニュー。自由に登録できるキーワード。Sample Tank 2なら、数1000種類の音色をお持ちでも、瞬時にブラウズして、求めるサウンドをロード可能です。

そして、プリセットをロードして、エディットを加えたら、自分の好みにぴったりと合った音ができた。そんな時に便利なのが、プリセット・セーブ機能です。セーブされた音色は、元のプリセットの「子ども」として階層表示されるので、メニューを混乱させることなく複数のバリエーションを作成可能です。

16マルチティンバーを駆使して、最高のレイヤーサウンドやアンサンブルの組合せができた。そんな時は、Sample Tank 2の設定をまとめて保管するモジュール・セーブ機能をお使いください。現在のセッションで使用している音色をまとめて書き出す機能だってあります。しかも、Sample Tank 2ファイルは、Mac、Windowsといったプラットフォームの違いを超えて共有可能です。Sample Tankを毎日使っているプロフェッショナルユーザー達の声を生かして開発された、Sample Tank 2。ここまで、プロの制作環境を熟知したソフトウェアは、滅多にありません。

Sample Tank 2.5では、同じくSample Tankエンジンを採用した音源のSonik Synth 2、Miroslav Philharmonikシリーズ、Sample Moog、Sample Tronの音色を読み込む事が可能です。Sample Tank 2.5に統合した膨大な音色は、Sample Tank 2.5標準の音色同様、自由にレイヤーし、シンセサイズすることができます。