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プレスリリース



イーフロンティアが技術提供する建築CAD向けファイルフォーマット「SPEED」に関して ~Shadeの技術がアーキテクチャーの未来を変える~

2008.8.1

株式会社イーフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役:安藤 健一)が技術提供する建築CAD向けファイルフォーマット「SPEED」に関する記事が、日刊工業新聞にて掲載されました。

日刊工業新聞
2008年 7月 23日 (水) 1面

[標題]
建築CAD10社、3Dパースのデータ形式共通化で評議会を設立

[本文]
新日軽ベストシステム、NEC、日本ユニシスエクセリューションズなど10社は、コンピューターグラフィックス(CG)による3次元の住宅完成予想図(3Dパース)の普及促進で大同団結し、各社の建築CADシステムのデータファイル形式を共通化することで合意した。3Dパースを構成する部材・部品データの共通仕様「スピード」を10社で策定、同仕様をオープン標準として提唱する。ハウジングや建材業界にも採用を働きかけるため、24日に評議会を設立する。
評議会は10社連名で旗揚げする。会長役はシーピーユー、事務局はイーフロンティアに置く。このほかDTS、コンピュータシステム研究所、ファイン、リック、スーパーソフトウェアが参加する。10社を合わせた建築CADのシェアは6割を超える。今後は評議会への参加を広く募るとともに、組織の法人化も検討する。
建築CADシステムでは各社各様のデータ形式があり、部材・部品データの種類や数量は差別化戦略に直結する。建材メーカーが3Dパース向けに部材・部品データを供給する場合、CADベンダーごとの仕様でデータをそろえる必要があり、膨大な作業量とコスト負担がネックとなっていた。
共通仕様ではデザインの形状やサイズを自由に扱えるパラメトリック機能を採用。異なる建築CADベンダー間で部材・部品データを再利用したり、共有したりできる。これにより普及の障壁となっていた多重開発を解消し、3Dパースの普及拡大を加速させる考え。
共通仕様は約1年かけて検討。サッシやシステムキッチンなどのサイズの違いや組み合わせの表現、ドアとノブのように複数の部品の部材を組み合わせた集合体の表現、既存のデータ形式との互換性などを共通仕様に盛り込んだ。
国土交通省が推進する「200年住宅」構想で掲げる住宅履歴書やトレーサビリティー(追跡調査)機能の搭載も検討する。

  • 記事の著作権は日刊工業新聞社に帰属する

近年、建築CADが設計用途のみならず、さまざまな設計シミュレーションを行う必要があるなど、CADデータの三次元化や応用に関してのニーズが非常に高まっています。
そして、ファイルフォーマットの基準が各社に於いて様々な形で存在するという状況に関し、より応用性が高く、各社が共通で使えるファイルフォーマットが業界内で必要とされています。

イーフロンティアは長年国産3DCGソフト「Shade」を開発しておりますが、今回、Shadeのファイルフォーマットを技術改良することにより、より建築分野での利便性を向上させたファイルフォーマット、通称「SPEED」を、建築関連CADメーカー各社様等と共に提供する準備を進めております。
Shadeユーザーのみならず、建築関連設計者、プロダクトデザイナーの皆様に、より高い利便性を提供出来るよう、関係各社様と共に推進して参ります。
皆様どうぞ、ご期待ください。

SPEEDフォーマット評議会 メンバー

(2008年7月23日現在、五十音順)
<掲載用連絡先>
株式会社イーフロンティア
http://www.e-frontier.co.jp/
<プレスからのお問い合わせ>
株式会社イーフロンティア
〒160-0004 東京都新宿区四谷四丁目3番20号 いちご四谷四丁目ビル6階
広報担当:pr@e-frontier.co.jp

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