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プレスリリース



はじめての方にやさしく、使い込んだ方にはより高度な表現と便利さを繋がる3DCGソフト『Shade 11』シリーズ発売のお知らせ

2009.11.6

株式会社イーフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役:安藤 健一)は、累計出荷本数55万本を超える国内シェアNo.1の3DCGソフト『Shade 11』シリーズを2009年12月より発売いたします。具体的な発売日は、詳細が決まり次第ご案内いたします。

3Dグラフィックソフトウェア「Shade」の特長

1986年の発売から15回のメジャーバージョンアップを経て、累計出荷本数55万本を超えた3DCGソフトがShadeシリーズです。入門者から中上級者まで、多くの方々によりホビーや映像制作、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、建築などの様々な用途に用いられています。

オールインワンパッケージ

Shadeシリーズは3DCG作成に必要な機能がすべて搭載されたオールインワンパッケージです。ドローソフトのようにシンプルな操作で立体形状を作成するモデリング機能、写実的な質感設定を行う表面材質設定機能、3D空間に配置するカメラや照明機能、写真のようなイメージを描き出すレンダリング機能、人物や機械を3D空間内で動かし映像出力を行うアニメーション機能などが備わっています。また、これら絵を作るための機能に加え、立体形状を他のソフトウェアと相互に利用するための各種入出力機能も多数備えています。

3つのグレード、3つのメッセージ

Shadeシリーズには3つのグレードがあり、それぞれのグレードにメッセージが込められています。

「3DCGをはじめる人」にShade 11 Basic
「3DCGに打ち込む人」にShade 11 Standard
「3DCGを仕事に使う人」にShade 11 Professional

これら3つのグレードはファイル/操作の互換性を保ち、目的に応じた機能を提供します。

Shade 11の新機能

今回のバージョンアップでは、「はじめての方にやさしく、使い込んだ方にはより高度な表現と便利さを」を基本コンセプトとして、入門者向けの形状作成機能、中上級者向けのレンダリング機能、プロフェッショナル向けのコンテンツ保護機能などを搭載しました。
ここでは、それらの中でも代表的な新機能/機能強化ポイントを紹介します。

スケッチモデラー BasicStandardProfessional

スケッチモデラー

※オリジナルの線画(左)と、その画像をShadeに読み込んで作成した立体形状(右)。

3DCGを作成する上で、もっとも難しく習熟が必要な工程は形状作成です。この形状作成を楽に素早く行うための機能が「スケッチモデラー」です。線画や写真をトレースして左右対称の立体形状を作ることができます。入門者には難しい人の顔のモデリングをする際などに、ベースとなる凹凸のある形状作成が可能です。

フォトモデラー BasicStandardProfessional

異なる角度から撮影された数枚の写真を基に立体形状を作成する機能が「フォトモデラー」です。各写真の特徴点を指定していくことで、写真を立体化し、テクスチャマッピングした形状を作成できます。室内にある小物から建物まで、直線的な形状のモデリングを簡略化できます。

フォトモデラー

ボリュームライト StandardProfessional

フォトモデラー フォトモデラー

※スポットライトのボリュームライトを画面左上から下向きに配置した画像(左)
と、画面下から上向きに配置した画像(右)。

Shadeで利用できる点光源、スポットライト、配光光源、面光源、線光源に、「ボリュームライト」が設定できるようになりました。埃が舞う空間での光跡を表現する(チンダル現象の再現)、色のついた透明体を通過すると光跡に色を付けられる(ステンドグラスなどの効果の再現)など、いわゆる空気感の表現力が大幅に向上します。さらに、表面材質のマッピング設定を併用することでより、光跡のムラを表現できます。

Google SketchUp入力 BasicStandardProfessional

Google 3Dギャラリー(http://sketchup.google.com/3dwarehouse/?hl=ja)では、世界中のユーザーが立体形状を公開しています。このGoogle 3Dギャラリーで主に使用されているファイルフォーマットであるGoogle SketchUp(.skp)形式の読み込みに対応しました。無料のデータ集代わりに、Web上で公開されている膨大な数のファイルを利用できます。まさに、世界と繋がることのできる機能であると言えます。なお、より世界と繋がりを深めるために、SketchUp形式のファイル入力だけでなく、出力にも対応する予定です。

光源設定

※Google 3Dギャラリーのテーブルセット(左)と、そのデータをShadeに読み込んで作成したレンダリング画像(右)。

ケージ BasicStandardProfessional

オブジェクトの変形をより容易に、かつ、直感的に行えるようにする機能です。ケージ(籠)状のポリゴンを作成して他の形状を包むと、ケージを変更することでケージ内の他の形状を間接的に編集できます。ケージを使うことでポリゴン、線形状(自由曲面)、球、円、掃引体などの形状が編集可能です。

ケージ ケージ変形

※グレーの線がケージ。ケージを編集することで、元の形状(左)が変型する(右)。

ロックファイル作成 Professional

パスワードで保護されたロックファイルを作成する機能です。ロックされたファイルは、保存の可否が選べるほかに、レンダリングイメージのサイズを制限することもできるので、作成したコンテンツを配布したい場合などに便利です。
ロックファイル作成はProfessionalのみの機能ですが、パスワードを入力してロックを解除する機能はBasic/Standardにも搭載されています。ロックしたファイルは無料配布して、ロック解除のためのパスワードを別途販売する、というようなビジネスプランも可能になります。

画像編集 BasicStandardProfessional

画像編集

レンダリング結果やテクスチャ画像などを編集する機能です。HDRに対応した補正やエフェクトをリアルタイムに適用することができます。Adobe Photoshopなどの外部ソフトを使用しなくても、かんたんな編集であればShade内で実行できるので、作業効率が上がります。

自動保存 BasicStandardProfessional

ファイルの自動保存をする機能を追加しました。履歴を保存しておけるので、操作を誤って上書き保存してしまったときなどに、少し前のバージョンに戻って作業を再開できます。また、万が一、OSやソフトがフリーズしてしまった場合にも安心です。

最新環境への対応 BasicStandardProfessional

3DCGを取り巻く環境は常に変化していますが、Shadeはいち早くその変化に対応していきます。Windows 7対応、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)対応はもちろん、3Dファイル形式の新たなスタンダードとして期待されるCOLLADAの出力機能を全グレードでサポート。また、話題のメタバース(3D仮想空間)であるBlue Mars用の「COLLADA for Blue Mars」の出力機能を搭載しました。
Blue Mars上で世界中のユーザーと繋がり、コンテンツの売買を行って収益を上げていく。そんなビジネスプランを視野に入れて活動するクリエイターの3Dを必要とする方々を、強力にサポートしていきます。

Shade 11価格表

100年に1度とも言われる不況の中、夢を持って3DCGにチャレンジする方々を応援するために、Shade 11では価格体系を刷新、Shade 10.5と比較して通常版の価格を約2割値下げしました。

製品名称 製品コード JANコード 価格(税込)
Shade 11 Basic Hybrid EF542H111 4528992061107 10,000円
Shade 11 Basic Hybrid アカデミック EF542H311 4528992061114 7,000円
Shade 11 Basic Hybrid ガイドブック付 EF542H121 4528992061138 12,000円
Shade 11 Standard for Windows EF541W111 4528992061039 36,000円
Shade 11 Standard for Windows アカデミック EF541W311 4528992061053 23,000円
Shade 11 Standard for Mac OS X EF541M111 4528992061022 36,000円
Shade 11 Standard for Mac OS X アカデミック EF541M311 4528992061046 23,000円
Shade 11 Professional for Windows EF540W111 4528992060957 80,000円
Shade 11 Professional for Windows アカデミック EF540W311 4528992060971 50,000円
Shade 11 Professional for Mac OS X EF540M111 4528992060940 80,000円
Shade 11 Professional for Mac OS X アカデミック EF540M311 4528992060964 50,000円

アカデミック版購入対象者

学校法人、非営利の教育機関または研究機関に所属する方はアカデミック版およびアカデミック向けボリュームライセンスを購入することができます。
例)小学校、中学校、高等学校、専修学校、専門学校、大学(短大、大学院)、高等専門学校、教員研修を目的に政府、自治体が設立した教育センター・教育研究所、公的な職業訓練センター、文部科学省所管の独立行政法人、公立の図書館や博物館など

バージョンアップ、グレードアップ

バージョンアップ、グレードアップに関してはイーフロンティアバージョンアップセンターでの直販のみのサービスとなります。本バージョンでは、小売店店頭での販売は行いません。
また、バージョンアップは2つ前のバージョン(Shade 9シリーズ)以降の製品からのバージョンアップのみとなります。

Shade 11 バージョンアップ/グレードアップサービス早見表
バージョンアップ元製品 バージョンアップ先製品
Shade 11 Professional Shade 11 Standard Shade 11 Basic
Professionalグレード※1 25,000円(税込)    
Standard グレード※2 50,000円(税込) 15,000円(税込)  
Basic グレード※3   25,000円(税込) 6,000円(税込)

※1:Professionalグレード対象製品
Windows版 9~10.5 Professional
Mac OS X版 9~10.5 Professional

※2:Standardグレード対象製品
Windows版 9~10.5 Standard
Mac OS X版 9~10.5 Standard

※3:Basicグレード対象製品
Windows版 9~10.5 Basic
Mac OS X版 9~10.5 Basic

無償バージョンアップキャンペーン

2009年11月6日(金)以降にShade 10.5 Basic、Shade 10.5 Standard、Shade 10.5 Professional(バージョンアップ、グレードアップを除く)を販売店でご購入いただき、ユーザー登録を完了後、所定の方法でShade 11への無償バージョンアップを2010年1月31日(日)までにお申し込みいただくと、購入されたShade 10.5と同グレード、同OSのShade 11ダウンロード版を無償でご提供します。

対象製品:

※店頭バージョンアップパッケージは対象外となります。お間違えのないようご注意ください。
お申し込み期限:2010年1月31日(日)当日消印有効
無償バージョンアップの詳細および申込用紙のダウンロードについては、次のWebページをご覧ください。
http://shade.e-frontier.co.jp/news/free_vu11.html

Shade 11 動作環境

Windows版動作環境

対応OS Windows XP/Vista/7(32ビット/64ビット)
CPU 32ビット:Intel Pentium 4/Pentium M/Pentium D/Xeon/Celeron/Celeron D/Intel Atom/Intel Core Duo以上(Core Duo/Core Solo/Core 2 Duo/Core 2 Quad/Core i7など)、AMD Athlon 64以上(AMD Phenom/Sempron 64/Turion 64など) ※SSE2搭載必須 ※IA-32アーキテクチャを使用したすべてのx86-64 CPU
64ビット:Intel IA-64/AMD64 ※SSE3搭載必須
メモリ 1GB以上 (2GB以上を推奨)
ハードディスク 2GB以上
光学ドライブ DVD-ROMドライブ
モニタ 1024×768 pixel以上(1280x1024 pixel以上を推奨)、24bitカラー以上
ビデオ グラフィック: NVIDIA GeForce 8/9/100/200シリーズ、ATI RADEON HDシリーズ以降(NVIDIA Quadroシリーズ以降を推奨)
グラフィックドライバ:チップセット製造元から提供されている最新バージョン
ネットワーク インターネットに接続できる環境

Mac OS X版動作環境

対応OS Mac OS X 10.4/10.5/10.6(64ビット版は10.6にのみ対応)
CPU 32ビット:PowerPC G4/G5、Intel Core/Xeon
64ビット:Intel Core 2 Duo/Quad/Xeon (MacBook/MacBook Pro/Mac mini/iMac/Mac Pro)
メモリ 1GB以上 (2GB以上を推奨)
ハードディスク 2GB以上
光学ドライブ DVD-ROMドライブ
モニタ 1024×768 pixel以上(1280x1024 pixel以上を推奨)、24bitカラー以上
ビデオ グラフィック:NVIDIA GeForceシリーズ以降を推奨、ATI RADEON HDシリーズ以降
グラフィックドライバ:チップセット製造元から提供されている最新バージョン
ネットワーク インターネットに接続できる環境

参考URL

Shade 11製品Webサイト

Shade 11に関する詳細な情報を掲載しています。
http://shade.e-frontier.co.jp/11/

作品投稿サイト「artist side」

Shadeをはじめとしたイーフロンティアの3DCG製品で作成された作品、その他、写真や動画などを投稿できるコミュニティサイトです。作品の投稿だけでなく、ソフトウェアを使用する際のテクニックなども多数投稿されています。
http://artistside.com/

<掲載用連絡先>
株式会社イーフロンティア
http://www.e-frontier.co.jp/
<プレスからのお問い合わせ>
株式会社イーフロンティア
〒160-0004 東京都新宿区四谷四丁目3番20号 いちご四谷四丁目ビル6階
広報担当:pr@e-frontier.co.jp

記載されている製品名・会社名・サービス名・ロゴは、各社の登録商標または商標です。

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