(2012年10月04日) 【製品関連情報】
Band-in-a-box 20 機能紹介
今回のバージョンからギター・アンプシミュレーター“Amplitube CS”が付属となりました。
ギタリストやベーシストは、Band-in-a-Boxでバッキングを作成し、それをバックに本格的なギターサウンドをPCのみで楽しむことができます。 設定方法はオーディオ・メニューの “VST/ DX エフェクトを設定”を選択し、オーディオタブをクリックして4段あるプルダウン・メニューで Amplitubeを選択するだけです。 詳細な設定方法はAmplitubeのフォルダ内にあるドキュメントに詳しく書かれているので参考にしてください。代表的なサウンドはこのままでもカバーできますが、別売りで多くのアンプのシミュレーションを手に入れることもできます。
Band-in-a-Boxは通常、一小節の中の2つのコード、一拍目と三拍目に入力できるようになっています。稀に各拍ごとにコードチェンジが必要な場面もあります。 この場合、編集メニューの“小節圧縮”を使用するとプログラムしたコード進行が半分の長さで再生されることになり、一拍ごとの細かいコードチェンジに対応することが可能になります。 この場合、入力したコード全体に対して圧縮してしまうので、入力する時点で圧縮される分を予測して入力することが必要です。
また、逆に“小節伸長”によって倍の長さにすることも可能です。一つ気をつけなけれならないのは、テンポが半分に変換されてしまうので、それを元に戻す必要があります。
Band-in-a-Boxの活用法の一つに練習のバッキングに使用することが挙げられます。
Band-in-a-Boxには音感トレーニングを始めとする様々なプログラムがありますが、今回は“練習用テンポ”という機能が加わりました。
この機能は、指定した範囲内をテンポ変更しながら繰り返し再生してじっくり反復練習することができます。コントロールパネルの「P」アイコンをクリックし て、練習ウィンドウを開き、“練習用テンポ”を選択します。現在のテンポから繰り返すたびにどれくらい上げるのか、最高でどれくらいにするのかと設定する ことができます。
Band-in-a-Boxは、既存の曲のコードを解析してそのコードを元にバッキングを行うということもできます。
既存のコードをコピーするのが難しいときや、その曲のコードを違うアレンジで演奏したい場合にとても便利です。
コードの解析を行うには、コントロールパネルの「Dm」ボタンを押して、オーディオコードウィザードを起動します。解析を行いたいファイルを選択すると、自動的にコード解析をしてくれます。
解析した結果をBand-in-a-Boxにインポートして、お好みのスタイルやテンポで再生することができます。
外部リンク紹介
- Band-in-a-Box 20 公式サイト
- Band-in-a-Box 20の製品詳細や新機能について紹介しています。
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