LightWave用プラグイン「LWCAD」は、堅牢なCADツールと豊富な新機能とを組み合わせることで、より効率の良いデザイン工程をご提供します。
LWCAD は、高度なスナップエンジンを包括した標準CADツールセットをご提供するLightWave用プラグインです。今日、一般的に人気の高いCADアプリケーションでサポートされている数え切れないほどの機能を、このLWCAD でもご提供しています。またLWCAD には、複雑な建築物を手早く制作できるよう設計された建築ビジュアライゼーションツール特有のリアルタイムブーリアン曲線やポリゴンドリルといった機能もサポートしています。
さらに、LWCAD 5.0では、LWCADエンジンの中核を一新することで、これまでのバージョンの中でも最も大きな改良が加えられており、中でもNURBSサーフェイスにも対応するようになった事で、革新的な時代への幕開けです。
LWCAD 5.0 日本語版では、ユーザーインターフェイス(*1)は日本語で、簡易日本語解説書(PDF形式)が付属しています。
※ 1) 日本語ユーザーインターフェイスでご利用になるためには、LightWave 2015.x 日本語版 が必要です。
※ レイアウト上でNURBSサーフェイスを表示ならびにレンダリングするには、LightWave 2015.3が必要です。それ以下のバージョンでは、モデラー上ではNURBSサーフェイスの表示はできますが、NURBSのフリーズツールを利用してポリゴン化をおこない、レイアウト上に読み込みをおこなってください。
LWCAD 5.0の機能紹介ビデオ
LWCADの開発者Viktor Velicko氏製作のLWCAD 5.0の機能紹介ビデオをご覧ください。
LWCAD 5.0 機能リスト
LWCAD 5.0 新機能
◇ スマートメッシュ(Smart Mesh)
- これまでのポリゴンベースのジオメトリシステムに、NURBSサーフェイスも統合された新ジオメトリシステム
- ポリゴンとNURBSサーフェイス間における共有エッジを新しいカーブで定義可能
- カーブバージョン 2 - 可変節点ベクトルを持つNURBSカーブの新バージョン(下位互換)の搭載
- 閉じたセグメント機能の追加
- 編集機能の改良
- フラットサーフェイス - 新しいNURBSカーブベースのフラットNURBSポリゴンをサポート
- ポリゴンとの互換性
- NURBSサーフェイス - 2点、3点または4点のエッジを持つ標準的NURBSサーフェイス
- UまたはV方向に沿った開閉
◇ スマート選択(Smart Selection)
- 新しく搭載された選択システム
- スマート編集ツールを完全統合
◇ スマート編集(Smart Edit)
- 編集ツールセットの最小化
- 編集操作機能セットをいくつかのツールに統合
- スマートメッシュとNURBSカーブの両方における編集
◇ 多言語対応(Multilingual support)
- 全てのメニューアイテム、パネルとメッセージは、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語に対応
- LWCADは、任意のLightWaveに対して自動的にインストールされるようになりました。
LWCAD 5.0における更新(機能強化)
◇ プリミティブ(Primitives)
- 全カーブプリミティブツールをカーブ2に対応
- 全サーフェイスプリミティブツールをポリゴンとNURBSサーフェイスの両方に対応
- ポイントツール(Point Tool) - カーブやスマートメッシュの分割が可能
- ラインツール(Line Tool) - 補間カーブを生成する新たなスプラインモードをサポート
◇ 変換(Convert)
- カーブからサーフェイス(Curvs To Surfs) - カーブをポリゴンまたはフラットNURBSサーフェイスへ変換
- サーフェイスからカーブ(Surf To Curvs) - スマートメッシュからカーブに変換
- 四角ポリゴンからNURBS(Quads To NURBS) - 四角ポリゴンからNURBSサーフェイスに変換(新ツール)
- NURBSのフリーズ(Freeze NURBS) - スマートメッシュからポリゴンに変換
◇ 変形と複製(Modify & Clone)
- スマートメッシュで動作するように全ツールのアップグレード
- ドラッグとウェイト(Drag & Weight) - スマートメッシュやカーブポイントのウェイトやエッジをドラッグ可能となるよう更新
◇ 編集(Edit)
- 結合(Join)と分離(Explode) - 新しい自動修正でスマートメッシュが動作するように更新
- 分割(Divide) - スマートメッシュやカーブに対する分割ツールの搭載
- 減少(Reduce) - ポリゴンと一緒にフラットNURBSサーフェイスを減少するように改良
- 反転(Flip) - スマートメッシュとカーブの方向を反転させるための新ツール
◇ スマート編集(Smart Edit)
- オフセット(Offset) - Mass Offset(集合体オフセット)は、スマートメッシュとスマート選択へアップグレード
- 押し出し(Extrude) - Mass Extrude(集合体押し出し)は、スマートメッシュとスマート選択へアップグレード
- ラウンド(Round) - Mass Round(集合体ラウンド)は、スマートメッシュとスマート選択へアップグレード
- ロフト(Loft) - 新スキニングツールは、スマートメッシュのブレンドサーフェイスを作成
- パッチ(Patch) - 新パッチツールは、NURBSとフラットなパッチを作成
- プロファイル(Profile) - Profiler(プロファイラ)は、スマートメッシュとスマート選択へアップグレード
◇ 形状ライブラリ(Shape Library)
- インスタンスデータ出力(Export Instance Data) - テキストファイルにLWCADのインスタンスの配置を出力するための新ツール
- インスタンスLWO出力(Export Instance Lwo) - LWOオブジェクトとしてLWCADのインスタンスを出力するための新ツール
◇ スナップ(Snapping)
- 全てのスナップモードはスマートメッシュで動作するよう更新
- 近接(NEAR) - パースペクティブビューポートにおけるUCSでのポリゴンスナップを無効
- 交差(INT) - ポリゴンエッジ、カーブ、ライン、軸とプロジェクション間における交差
- UCSグリッド(UCS grid) - グリッドスナップイベントの可視化
- UCSグリッド(UCS grid) - ポリゴンエッジ、カーブ、コンストレイン、軸やプロジェクションでの動作
- UCS軸における定規の可視化 - 定規(RULER) - NURBSセグメント、ポリゴンエッジ、NURBSサーフェイスエッジ上で動作可能
- 投影(PROJ) - 全ての近接および可能投影に対する可視化
- 自動 UCS(AUTO UCS) - 左隅に対して整列可能な直観的な自動モードの搭載
※ 記載されている内容は、予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
Windows:
バージョン | LightWave 9.6 64ビット からLightWave 2015 64ビット |
推奨モニター解像度 | 1920 x 1080以上 |
OS | Windows XP 64ビット*1 Windows Vista 64ビット Windows 7 64ビット Windows 8 / 8.1 64ビット*2 |
その他 | インターネット接続環境*3 |
※ LWCADをご使用になるLightWaveのバージョンの動作環境に準じます。
*1 LightWave 11.5 はWindows XPでは動作いたしません。
*2 Windows 8/8.1はLightWave 11.5より動作対象になります。
*3 ユーザー登録や「キー番号(key number)」の取得、テクニカルサポートへのお問い合わせの際に必要になります。
Mac:
バージョン | LightWave 9.6 64ビット*1 からLightWave 2015 64ビット |
推奨モニター解像度 | 1920 x 1080以上 |
OS | Mac OS X 10.6(64ビットモード)以降*2 |
その他 | インターネット接続環境*3 |
※ LWCADをご使用になるLightWaveのバージョンの動作環境に準じます。
*1 LightWave 9.6(64ビット)は日本語ではリリースしていないプログラム(LightWave 9.6.1)になりますので、LightWave 9.6上でLWCADをご利用になりたいお客様は、英語版のダウンロード先とご利用方法をお伝えさせて頂きますので、お手数ではございますが、テクニカルサポートまでご連絡ください。
*2 LightWave 10 / LightWave 11.x / LightWave 2015.xは Mac OS X 10.6以降が動作対象となりますが、64ビットモードで動作させる必要があります。
*3 ユーザー登録や「キー番号(key number)」の取得、テクニカルサポートへのお問い合わせの際に必要になります。
日本語環境:
LWCAD 5.0のユーザーインターフェイスは、「LightWave 2015.x 日本語版」でご利用の場合、日本語表記で表示されます。 LightWave 11.6.x 以下にてご利用される場合は、製品の仕様上ユーザーインターフェイスは英語表記になりますことを予めご了承ください
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