インスタンスの紹介
本チュートリアルではオリジナルのデータを使用しご説明致しますので、まずは、下記からデータをダウンロードして下さい。
※ ダウンロードファイルに含まれておりますモデル(Mammoth.lwo)はポリゴン数を減少させているため、ページ内のモデルとは見た目が若干異なりますが、習得されるのには問題ありません。
ダウンロードが完了しましたら、このフォルダをコンテンツディレクトリに設定するをお奨め致します。
コンテンツディレクトリの設定は、編集 -> パス設定 からコンテントディレクトリボタンをクリックすることで設定することができます。
今回のチュートリアルでは、インスタンスの基本的な設定方法について説明致します。
本チュートリアルでは下記のようにマンモスをランダムな大きさで配置するような画像を作成していきます。
1. 「アイテム」タブの「開く」グループから「オブジェクト」ボタンをクリックし、ファイルリクエスタから、 Mammoth オブジェクトと Plane_50m_Divided オブジェクトを選択してレイアウト内に読み込みます。
2. Plane_50m_Devidedオブジェクトを選択し、アイテムプロパティパネルを開きます。
ここで、Mammothオブジェクトではなく、Plane_50m_Devidedオブジェクトを選択しているのは、このあと使用するジェネレーターの種類を「サーフェイス」に設定するためです。
「サーフェイス」を使用することで、特定のサーフェイス上にインスタンスを生成することができます。
今回の場合は、Plane_50m_Devidedオブジェクト上にインスタンスを生成します。
このように、あるオブジェクト上に別のオブジェクトを複製したい場合はまず、ベースとなる、オブジェクトに対して「インスタンスジェネレータ」を設定する必要があることを覚えておいてください。
3.「インスタンス」タブをクリックし「インスタンス追加」ポップアップより「インスタンスジェネレーター」を選択します。
4. リスト内の「インスタンスジェネレーター」をダブルクリックしてインスタンスジェネレーターパネルを開きます。
5.「オブジェクト追加」ポップアップから Mammoth を選択します。
Mammothを選択することで、レイアウト内に読み込まれている Mammoth と同じ位置にバウンディングボックスが表示されます。
これで設定の準備が整いましたの実際に設定していきましょう。
6.「ジェネレーター」タブをクリックし「種類」ポップアップ内の項目を選択してそれぞれの違いを確認してみましょう。
今回は「サーフェイス」を選択して設定しましょう。
7.「インスタンス」フィールドは初期状態では 1 に設定されています。
ミニスライダーをドラッグしたり、入力フィールドに数値を入力することで、インスタンスの数を変更することができます。
ここでは 30 に設定してみましょう。
レイアウト内を見ると入力した数値分の「バウンディングボックス」が表示されています。
初期状態ではすべて均等な大きさになっています。大きさにランダム性を加えてみましょう。
8. インスタンスジェネレーターパネルの右下のほうにあります、「スケール」タブをクリックして「モード」ポップアップが「ランダム」になっているのを確認し、「最小」フィールドの数値を変更してみましょう。
ここでは数値を25%にします。
すべて均等だったバウンディングボックスの大きさが変わったことが確認できます。
現在は「バウンディングボックス」の表示になっていますので、表示を変更しましょう。
9. インスタンスジェネレーターパネル内の左側にあるオブジェクトリストから「表示」列(目のアイコンの列)をクリックし「テクスチャソリッド」を選択します。
※ インスタンスジェネレーターパネルが開いていない場合は、再度「インスタンスジェネレーター」パネルを開いてください。
バウンディングボックスからオブジェクトに変わったことが確認できます。
他にも設定を変更してどのような表示されるか確認してみてください。
以上で終了となります。