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更新:2016.5.25

Poser 11

園田浩二の Poser 11 ファーストインプレッション 第4回
Poserのノンリアリスティックレンダリング  

日本での3DCGの利用で、かなり需要があるのは、フォトリアルなレンダリングよりもノンリアリスティックレンダリングだったりするのは、アニメ文化によるものだと思います。
セルシェーディングとアウトライン表示の技術によるものですが、Poserではコミックブックプレビューでそれを行えるようになっています。

コミックブックプレビューの高速化と改良

今回のPoserのバージョンでは、そのアウトライン表示の部分にかなりの変化がありました。
OpenGLプレビューなので、ビデオボードの力を借りることによって、より高速化され、ほぼリアルタイムにアウトラインを生成します。

ポーズルームの図形ウインドウ上で右クリックするとコンテクストメニュー中にカートゥーン設定があり、そのサブメニューから最下段のジオメトリックエッジラインを選択すると輪郭線が表示されます。

<通常のプレビュー>

<コンテクストメニューからコミックブック(カラー)とジオメトジックエッジを選択>

<通常のプレビューもセルシェーディングもほぼリアルタイムにカメラを動かすことができる>

アウトラインの線幅の設定は、プレビューウインドウの下部メニューからコミックブックプレビューオプションを表示するとスライダでその太さを変更することができます。

<エッジアウトラインの太さは変更できる>

また、マテリアル単位で線の太さを変更可能で、Superflyルートの最下段にジオメトリックエッジの項目が二つあり、線の色と太さを変更できるようになっています。

<マテリアル単位でアウトラインの太さを変更できる>

この線幅の変更は、アニメーションのキーフレームに記憶して設定することが可能で、オブジェクトの向きによって、輪郭の線幅を変えた方が良い場合などにも対応できるようになっています。
(例えば顔にかかる髪の毛などに適用することが可能です)

コミックブックにはモノトーンとカラーがあり、陰影の表現の階調も段階が選べるようになっています。
もちろん輪郭の中をスムーズシェーディングして滑らかなトーンで表示する事も可能です。

この他にも実験アニメ的だったり、ペン画のような表現に使えるスケッチレンダラーもあり、プリセットもフレスコ画などもあって豊富ですので、あまり労せずに挿絵や説明図風の絵が生成できるのは、元々Poserが絵画のデッサン用に登場した歴史に沿うものです。イラスト制作などには重宝することでしょう。

<スケッチレンダラーの設定項目、プリセットでラフスケッチを適応してみた>

最近は背景セットの建物等も充実しているので、それにならって背景セットを自作して、常時使う背景画をPoserに任せることもコミック政策では良い手段だと思います。 ほぼリアルタイムでストレスもありませんので、カメラアングルの設定も楽ができるでしょう。

Poserの利用法に固定観念さえ持たなければ、色々と仕事にも使える機能が満載されているのがわかる良い例ですね。


> 第1回はこちら

> 第2回はこちら

> 第3回はこちら


Poser 11

Metasequoia 4

3Dキャラクターアニメーションやイラストを作成するデジタルアーティストの秘密兵器。

Poser 11 製品紹介・販売ページはこちら

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