ぽん：Shade 11の頃だったかと思いますが、STLデータを使っての楽しみ方を模索しておりまして、当時はまだあまり知られていなかった3Dプリンタを使ってグッズ制作などをやってみよう、というような趣旨の記事を書きました。
それがきっかけで出力業者さんに声をかけられ3Dモデルの仕事を受けるようになったんです。その際に立体で出力することに適した効率の良い3Dモデラーを探してみたところコストと操作の両面でパフォーマンスの高いMetasequoiaの噂を聞きまして導入することにしました

モデラーとして採用を検討したいくつかのソフトの中で、最もハードルが低くストレスなく作業が進められたと思います。当初は無料版、採用を決めてからは正式版を利用しています。
Metasequoiaでのモデリングについての利点と思った点としては、

・操作が軽くモデリングに集中できてサクサクと作業が進む。
・UVツールのおかげでUV展開が便利に。
・「対象」ツールのおかげで後になっての細かい修正も大変ではない。
・「厚みをつける」を利用することで厚みを持ったスカートに後からしわ付けの作業がしやすい。
・「計測」 （EXバージョン）　正確にサイズを測れるので出力時の限界ぎりぎりまで細くするといった表現が安心してできる。

・・・などでしょうか。

この場で思いついたポイントですが、こういったちょっとした細かなことが積み重なって気持ちよく作業を進められます。

Metasequoiaを使った作品例を紹介してくださるぽんさん

Metasequoiaを使ってのモデリング手順を説明してもらった。直方体からあっという間に動物の形ができあがる。Metasequoiaでの作業がとても軽快ということがわかる。

――今現在、3Dプリンタ出力を目的とした作品を作られているんですか？

個人の作品とは別に3D PETSHOPの制作にも協力しています（3D PETSHOPについては、DesignPlex 2015/3/20 を参照）。

――今後の活動はどういったものをお考えですか？　

いまは、3D PETSHOPの制作も引き続きやっていきます。また、個人作品としては冬のワンダーフェスティバル^※での発表を考えています。

※ワンダーフェスティバル...
海洋堂の主催する世界最大のフィギュア・模型造形物イベント。現在は幕張メッセを会場に年に2回（主に2月・8月）行われている。

Metasequoiaなら悩まずモデリングに集中できます。
やりたいと少しで思ったらそこから始められます。
体験版もありますのでぜひ試してみてほしいですね。

――本日はありがとうございました。

インタビュー後、ぽんさんから今回のMetasequoia読者向け販売の購入特典としてサンプルとして使えるデータをプレゼントいただきました！ ぜひご購入のうえ活用してください！

Metasequoia 4 は、3DCGや3Dプリント、ゲーム向けの素材制作などに用いる立体形状データを作成するための、ポリゴンベースのモデラーです。作業効率とデータ可搬性を重視しており、趣味から業務まで幅広い層の方にお使いいただけます。

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