Band-in-a-Box 23 のここがスゴい! 第一回
驚きの新機能の1つ“動画”を開くことができるようになりました!
画像は動画ウィンドウが開き、動画の音声はオーディオパートで開きます。
今まで、自作のムービー編集をする時のBGM制作にBand-in-a-Boxを使っていた人は、動画を見ながら曲を作ったり、テンポか構成の微調整を行えるので、イメージがつかみやすくなりますね!
動画の中にある音声部分のみを使用することもできるのでこの機能を活用するアイデアは様々ですね!
※画像をクリックで拡大
動画に関しては、もう一つ大きなアップデートがあります。 コードシートに入力したコード進行のデータをバッキングのオーディオとともに動画として保存、出力することができるようになりました! そして、Youtube に直接アップロードすることもできるんです(アップロード時はブラウザーが起動します)。 自分で作ったコード進行のデータをバッキングのオーディオとともに動画共有サイトで共有したり、ファイルを送ったりすることもできますね。
Band-in-a-Box 23 のここがスゴい! 第二回
Band-in-a-Box 23のここがスゴい!の第二回は、ホントに新しくてすごい機能を紹介します。
“ループ素材”に対応し、1000以上のループ素材が付属しました!
最近の音楽はループ素材を元に作るスタイルも多く、そういった時代の流れに対応した形となっています。 モダン・ポップ、テクノ、ハウス、ダブステップや、ワールドビート等のリズムやベースの素材に使用されています。
この記事を書くために、すべてを試聴しましたが、様々なスタイルに対応、流用が可能で、今流行の EDM も簡単に作れますし、ファンクやメタル、しかもコアメタルな感じのループまで収録されていてビックリです。 もちろんループ素材を使用したスタイルも収録されています。 それに伴い、ツールバーの“効果音”ボタンが“ループ素材”ボタンに変更されています。
それともう一つ、オーディオに関する話題ですが、オーディオを保存する際にACID情報を書き込めるようになりました!
この“ACID”というソフトウェア名をご存じない方はピンと来ないかもしれませんが、このソフトはオーディオループ素材を使用して音楽を作るためのソフトの草分け的な存在で、現在発売されている同様のソフトウェアのほとんどが、素材のテンポや、拍子、キー等の情報を保存する際にこのフォーマットを採用しています。 ということは、Band-In-A-Boxで作ったオーディオ素材を元に他のソフトウェアで読み込んで使用する場合に、テンポ変更に対応できたり、キーを変えた場合にも追従してくれるように設定が可能です。 設定はすごく簡単で、オーディオファイルの作成ウィンドウで“ACID 情報を含める”にチェックを入れるだけです!
Band-in-a-Box 23 のここがスゴい! 第三回
超シンプルなリアルトラックを生成できます!
様々なジャンルの本格的なバッキングを超簡単に作成できるのがBand-In-A-Boxの売りでしたが、楽器の練習に使うとき、例えば自分がバッキングのアイデアを練りながら練習をしたい時や、メロディを丁寧に練習したいときなど、この超シンプルなトラックが最適でしょう。リアルトラックピックウィンドウの「ホールド」オプションをオンにして選択したリアルトラックを次の コードチェンジまでコードをホールド(保持)し続け、かなりシンプルな伴奏をします。 また、ツールバーの“フリーズい/シンプル”ボタンを使って、ソングごとや全体的に指定のパートをシンプルに演奏させることも可能です。
現行コードの設定ダイアログの機能を修正!
以前は、コードを変更した後で“更新”ボタンを押す必要がありましたが、今回のバージョンからコードを変えるとすぐににコードシートのコードに反映されるようになりました。 ダイアログ内で別の拍に移動すると、コードシートのセルもそれに追従して移動します。
また、“前の小節”、“次の小節”ボタンがついたので、このウィンドウを開いたまま他の小節に移動して設定変更ができるようになりました。 以前は移動するたびにダイアログを開きなおしていたので、地味だけどこれはとても便利ですね!
Band-in-a-Box 23 のここがスゴい! 第四回
Band-in-a-Box でオーディオを使えるようになって久しいですが、今回はもっと積極的に使いたくなるような、地味だけどスゴい機能が増えました! なんと、Band-in-a-Box で録音したオーディオパートがキーの変更に追従して移調できるようになりました。
今までは、録音した素材はそのままのキーで変更できず、キーを変えたら録音しなおさなければなりませんでしたが、今回のバージョンからは、その心配は必要無くなりました。
しかも難しい設定は一切なし! 作曲してみて、後からキーを変えたくなった時、“キー+移調”メニューでお好みのキーを指定するだけです!
次は、MIDI の録音に関する新機能です。 MIDI でメロディやソロを録音する時に録音先の変更を“録音ダイアログ内”でできるようになりました。
以前はダイアログを閉じてメニューを選び直す必要があったのですが、録音に関するダイアログを一箇所にまとめ、シンプルでわかりやすい操作になりました。 “MIDI録音”ボタンを押して録音したいトラックを選ぶだけです。録音したトラックは、ピアノロール表示で簡単に確認/修正することが簡単にできます。 バッキングトラックを作った後に、MIDIでメロディを作成/修正して....っていう作曲活動がより簡単になりましたね。
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