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更新:2016.5.10

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園田浩二の
Poser11ファーストインプレッション 第2回 

それでは、第二回はUIの変更点からご紹介しましょう。

関節のマニュピレータの改良
Poserが初めての方が触ってすぐに陥るのが、触り過ぎて関節があらぬ方向に曲がったり捩れたりする、いわゆる複雑骨折事故だと思いますが、これは初期設定の移動ツールのままで全てを操作してしまう事が多いからだと思います。少し慣れて来ると、関節のマニュピレータを操作し、その値を元にモーフジョイントのダイアルと数値ボックスへの入力で微調整する方が簡単で確実な方法ですし、身体全体を滑らかに曲げるためのモーフダイアルもあるのに気がつく事でしょう。

ところが、このマニュピレータは従来のバージョンではハンドルの円ハンドルがとても細く、違う軸を触ってみたり、そもそもハンドルが掴めなかったりと、結構慎重な操作が必要でした。

<Poser10までのマニピュレータ表示>

<Poser11のマニピュレータ表示>

今回のバージョンでは単純な事ですが、アクティブにしているハンドルが線ではなく、帯状のハンドルに表示され、マウスの感知範囲も広くなって掴みやすくなっています。

また円環状の帯ハンドルの外側には大きな矢印が表示され、その方向への移動も簡単になっています。 わずかな違いですが、これで違う軸を誤って動かしたりする事がなくなり、ドラッグ操作も楽になりました。 ハードウェアアクセラレーションが効いていると、軽快な動作と相まって、思い通りのポーズにするまでの作業時間が著しく短縮できます。

顔にもエリアハンドルが追加
前回のレビューで顔にハンドルが追加されていると書いたのがこの部分です。

フェイスルームの変形とも、モーフパテによる変形とも違う操作感ですが、ポールやポーリン等、今後リリースされるPoser11以降のドールには顔にも表情変化用のハンドルが表示されるようです。

それをドラッグすることにより、顔の非対称編集が、ポーズルームの図形ウインドウ内だけで出来てしまいます。

ただし、頭を動かそうとして、顔の表情をいじってしまう事もありますが、これも、関節のマニュピレータモードなら、帯状のハンドルが表示されるか否かで判別できるでしょう。

これは簡単…今まで生き生きとした表情を作れなかった方にも、面白く扱える仕様になったのではないでしょうか? 後は、喜怒哀楽に合わせて、顔パーツごとにモーフダイアルが準備してありますので、そちらと併用してみてください。

高速で美しいプレビューとレンダリング

しかし、プレビューにハイライトが入り、物によってはプレビューのままでも十分な品質の画質で、そのまま人体操作できるのは素晴らしいですね。

適度な背景の環境マップも施してあるので、旧バージョンのドールであるジェームスでも、瞳にハイライトが入ったりすると使うのが楽しく感じます。

<Poser10までのジェームスのプレビュー>

<Poser11のジェームスのプレビュー>

ただしジェームスの様に、昔のファイヤーフライレンダラーに合わせたマテリアル設定をしてあると、スーパーフライレンダラーでレンダリングすると、反射率が高目なのでホリゾントが映り込み過ぎて、瞳の半分から下が白くなり過ぎるので、マテリアル設定を変えて保存した方が良いでしょう。

ポールは11準拠のドールらしくスーパフライレンダラーの効果がよく出ます。端的に言うと、間接光の表現により照り返しが表現され、サブサーフェーススキャタリングの半透明の表現や、コースティクス(反射、透過)の光の集中収束が表現されるようになりました。

なのでプレビューでは反射率が低く設定された瞳により、ジェームス程の見栄えはしませんが、レンダリングすると肌の明るさ、毛穴の感じなどがよく出ます。

<Poser11のポールのプレビュー>

<Poser11のポールのレンダリング結果>

マテリアルの設定も、歯のエナメル質の雰囲気や、まつ毛の感じなど、なんとなく生命感が出るようになっていますね。

<Poser11のポールのレンダリングの様子>

レンダリングは中央からボックスで周囲に向かってレンダリングされます。

ただ、間接光を表現すると、テクスチャーの細かい柄などは、コントラストが落ちて、メリハリはおとなしくなってしまいます。
用途に応じてレンダラーも選べますので、使い分けると良いでしょう。

そのほかにも、レンダリング履歴が画像だけでなく、そのサムネールが時系列でメニュー状に表示され、サムネールをクリックすることにより、その操作画面に戻ることもできるようになっています。

以前作ったあのシーンが良かったのに、少しいじり過ぎて元に戻したいと言った時にも便利になりました。

やはり画質が良くて高速に動く、そして操作性の痒い所に手が届くようになると触っていても楽しいですね。


> 第一回はこちら


Poser 11

Metasequoia 4

3Dキャラクターアニメーションやイラストを作成するデジタルアーティストの秘密兵器。

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