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更新:2016.4.29

これから3DCGをはじめる方や3Dプリンタユーザーに!3Dモデラーなら「Metasequoia 4」をおすすめ!

園田浩二の
Poser11ファーストインプレッション

今回から8回の予定で、新しくリリースされた人体作成ソフトの雄、Poser11の製品レビューをお送りします。
とは言っても、歴代のPoserの全てのバージョンを代を追ってご利用の方も少ないかと思いますので、第一回は、これまでの製品との大きな違いと、インストール直後の率直な感想を中心にお届けしましょう。

開梱の儀
まずパッケージが小さくなり、カッチリした印象に変わっています。 中にはDVDがMac版とWindows版に分かれて2枚入っています。 メディアの保管のためには歓迎すべき事ですが、当然ながら印刷マニュアルは入っていません。 縮刷のマニュアルが同梱されるぐらいなら、PDFになって用語の検索が効く方が、文字サイズも選べて良いのかも知れません。

インストール
Mac版でインストールしてみましたが、OSXでもバージョンが古過ぎるとインストールできません。逆に最新のEI Capitanでも問題なくインストールできました。対応は10.9?i以上からになっていました。

ただし、かなりインストールに時間がかかるので、ノートブックの場合はACアダプターで接続しておいた方が良いでしょう。それからアクティベートのためにネット環境が必要です。

UIと画面構成
起動直後にすぐ気付くのは、スタートアップ画面から、顔のどアップが消え、何やら高級ソフトの様な雰囲気を醸し出しています。そしてデフォルトの操作画面ですが、あれ?なんかまた画面表示が細かくなった?と感じることでしょう。

Poser7の画面

Poser10及びPoserPro2014

Poser 11及びPoserPro11の画面

操作体系が変わったわけではないので、使用上で迷うことはありません(これ大事です)が、たまたま使用機材のビデオボードがnVIDEAのCUDAに対応していたため、プレビュー画面に常時描画されている簡易レンダリング画像がかなり綺麗で、ちょっと上級ソフトに触れている感が強くなってます。

しかもハードウェアアクセラレーションが効いているので、画面操作しても動作は軽く感じます。なんか期待できそう... と言うことで、新しいドールが気になるので、初期設定のアンドロイドから変更してみました。どんなドールが増えているのかは、毎回のアップデートの楽しみでもあり、期待から外れた場合は落胆の原因ともなるわけですが...

ライブラリ
動物や背景セットにはほとんど構成に変わりはありませんが、Poserの醍醐味と言えば人体ですよね。
市販の各種トレーニング解説書の挿絵のデファクトスタンダードともなっている大人気のPoser 7からのジェームス君ですが、以後数々の男性フィギュアがデビューしても、ちょっと爬虫類顔だったり、その年の人気俳優似だったりで、今一つジェームスを超える汎用キャラクタが出てませんでした。でも今回のポール君、やっとプロポーションも良くアクが強くない汎用キャラクタとしてジェームス君を部分的に超える出来になっているようです。

フルボディモーフが若干少なくなったのかなと思いきや、各ボディパーツと重複する部分が整理されて、部分の変更は各部分からとわかりやすく変更されてます。
その詳細は次回以降に説明するとして、新しい物理レンダラの特徴が発揮できる様にマテリアルがチューニングされて、本番レンダリングはどのバージョンより綺麗。耳タブの透けた感じなど、従来のサブサーフェーススキャタリングの感じより良好な感じです。

また、通常のポーズ操作画面で、フェースルームでのモーフや、モーフパテでやっていた様な顔の非対称な変形を直接操作できる様になっていて、顔に直接変形できるエリアハンドルが追加されています。より直感的になっていて、部分的なモーフダイアルと併用するとより多彩な表情が作れる様になっているのが、見かけ上にも大きな違いとなっています。

新しい女性キャラはポーリン(Pauline)さんです。 (今回はPが先頭に付くのが11のオリジナルキャラの様ですね) 製品紹介ページにポーリンを使ってみろと言うだけあって、妙なクセがない美人さんです。まぁとにかく良く動く...。
ボディ各部の変形に関しても、従来より接合部に妙な段差ができたりすることが少なくなっている様です。

 

スーパーフライレンダラー
顔をアップにしてレンダリングしてもデフォルト設定でかなり綺麗な感じです。 レンダリング方法もブロック描画に変わっています。

前回はシェーディングだけを先にやって後から着色する感じでしたが、今回はブロックでドールの画角センターから始まるので、調子を見るのが早く済みます。 レンダリング設定はかなり回数をこなす作業ですので、かなりユーザーの声が反映されたのではないでしょうか。使い勝手の向上には貢献していると思います。

特にレンダラーの変更は一大開発コストがかかる部分ですので、今回のアップデートはハードウエアアクセラレーションと言い、物理レンダラーと言い、描画方法の変更も含めて、かなり力が入っている印象です。

全体の感触として _
詳しい機能の説明は次回以降に譲りますが、久々に良バージョンアップになっているようです。少しレンダラー寄りのバージョンアップですが、ライブラリとしてもかなりの改良が加えられているようです。
3Dプリントの素体用としての改良もあり、しばらく3DCGから離れていた方も、オーソリティなプロの方にも、是非触ってみて、新しい世代のPoserの魅力を感じて欲しいですね。


Poser 11

Metasequoia 4

3Dキャラクターアニメーションやイラストを作成するデジタルアーティストの秘密兵器。

Poser 11 製品紹介・販売ページはこちら

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