更新:2016.8.11
使ってみよう! Poser 11 第7回 |
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こんにちは、映像・音楽制作会社“AT-Music(エーティーミュージック)”の辻敦尊(つじあつたか)です。 ※この連載では私が使用しているPoser Pro 11を例に説明させていただいています。 はじめに 今回も前回と同様、あらかじめ【ライブラリ】の【フィギュア】から【Rufus】を【ドキュメントウインドウ】に追加した状態から説明をはじめていきたいと思います。 それでは始めていきましょう。 ◇1.アニメーションの作成 手順1.【編集ツール】ウインドウの中から【前後移動】ツールを選択します。 手順2.次にフィギュアを選択した状態でマウスを上にドラッグします。すると下図のようにフィギュアが奥方向(後方向)に移動しますので適当な位置まで移動します。 手順3.続けて【編集ツール】ウインドウの中から【移動】ツールを選択します。 手順4.今度はフィギュアを下図のような位置まで移動するようにドラッグ&ドロップします。 手順5.今回作成するアニメーションはこの位置からフィギュアを歩かせはじめたいと思いますので次に【フィギュア】メニューから【歩行パス作成】を選択します。 手順6.すると下図のような歩くライン(歩行パス)が表示されてきます。 手順7.続いて、表示されてきた歩行パスの先(手前側)を下図のように移動させ歩くライン(歩行パス)をイメージに合わせて調整します。 手順8.次に【ウインドウ】メニューから【歩行デザイン】を選択します。 手順9.しばらく待っていると【歩行デザイン】ダイアログが表示されてきますので自分のイメージに合わせて歩行中のフィギュアの動きについて設定を加えます。ここでは例として【頭を振る】動きを少し加えるために0%となっていた箇所を35%までスライドさせてみました。そして最後に【適用】ボタンを押します。 手順10.今度は【歩行を適用】ダイアログが表示されてきますが、今回はこのままの内容で問題ないのでそのまま【OK】ボタンを押します。 手順11.開かれている【歩行デザイン】ダイアログはもう必要ないので閉じます。 さあ、これでアニメーションの作成に必要な操作が完了しました。 早速、【アニメーションコントロール】ウインドウの【再生】ボタンを押し、作成したアニメーションを見てみましょう。 ※アニメーションを停止させたい場合は【アニメーションコントロール】ウインドウの【停止】ボタンを押します。 いかがですか? このアニメーションはもちろんレンダリングした状態でムービーデータとして書き出す事も可能です。 こんなに簡単な操作で歩くアニメーションを作成できるのはPoserならでは機能の一つと言えるかと思います。 このチュートリアルでご紹介する機能や操作は以上で終了となります。 次回は最終回として具体的な操作以外に参考にしてもらえるのではないかと思う情報をお届けしたいと思っています。 最終回の次回もまたご覧ください。 プロフィール: 辻敦尊(つじあつたか) AT-Music代表、プロデューサー、映像作家、作詞・作曲・編曲家、サウンドエンジニア、などを中心に活動中 AT-Music合同会社 オフィシャルホームページ: |
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Poser 11 |
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