更新:2016.7.28
使ってみよう! Poser 11 第5回 |
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こんにちは、映像・音楽制作会社“AT-Music(エーティーミュージック)”の辻敦尊(つじあつたか)です。 ※この連載では私が使用しているPoser Pro 11を例に説明させていただいています。 はじめに 今回はこれまでに説明してきた操作をもとに、あらかじめ【ライブラリ】の【フィギュア】から【アリソン】を【ドキュメントウインドウ】に追加した状態から進めていきたいと思います。 それでは始めていきましょう。 ◇1.ヘアーを着用させヘアスタイルに表情をつけてみる 手順1. 顔の辺りを拡大表示させるため【カメラコントロール】ウインドウから【フェイスカメラ】のアイコンをクリックします。 ※【フェイスカメラ】アイコンをクリックすると同時に【ドキュメントウインドウ】内の表示が変化します。 手順2.【ライブラリ】の【ヘアー】から【Poser 11 Content】>【人間】>【シドニーG2】>【シドニースタイル_1】を選択し、【シーンに適用(置換)】をクリックします。 手順3.【ドキュメントウインドウ】に適用したヘアーが表示されてくるので、続けて【フィギュア】メニューから【フィギュアに着用】を選択します。 手順4.すると【フィギュアに着用】ダイアログが表示されてくるので、着用させる対象を選択し【OK】ボタンを押します。 さぁ、ヘアーの着用まで出来たので次は細かくヘアースタイルを調整しみたいと思います。 手順5.【ドキュメントウインドウ】の左上に位置するプルダウンメニュー(右側)から【ボディパーツ】>【頭】を選択します。 手順6.【パラメータ/特性】の内容が【頭】に関するパラメータ表記に変わりますので、今回は試しに下から数えて三番目に位置する【なびく-右】パラメータダイアルを少しだけ右に回してみましょう。 すると、髪が風に少し揺れたような表情がついたと思います。 ◇2.顔に表情をつけてみる 手順1. 【ドキュメントウインドウ】の左上に位置するプルダウンメニュー(右側)から【ボディパーツ】>【首パーツ】>【頭】を選択します。※この時左側のプルダウンメニューは【アリソン】が選択されている事を確認してください。 手順2. 【パラメータ/特性】の内容が変化しますので、一番下に位置するツリーから【頭のモーフ】>【頭部の表情】>【顔の表情】と順番に展開させ、【歓喜2】パラメータダイアルを少しだけ右に回してみましょう。 すると顔の表情が少し笑顔風になったかと思います。 前回に引き続き今回も【パラメータ/特性】パレットを用いながら細かく調整をしていく方法を説明してみましたが、パラメータで操作できる内容はまだまだ沢山あります。前回もお伝えしましたが、何より操作の流れに慣れていく事が最も重要だと思います。失敗にくじけず是非どんどんとチャレンジしていってみてください。 また、ヘアーに関しては今回紹介したような種類のものを「フィギュアベース」のヘアーと呼び、他にも「ダイナミックヘアー」と呼ばれる種類のものもあります。「ダイナミックヘアー」を用いる事で今回紹介したような内容以上の表現ができるようにもなりますので、ぜひここで一つ覚えておいてください。 それでは今回はこの辺りまでとして、次回はいよいよカメラやライトの調整、そしてレンダリングに関する説明をしていきたいと思います。 【次回に続きます】 プロフィール: 辻敦尊(つじあつたか) AT-Music代表、プロデューサー、映像作家、作詞・作曲・編曲家、サウンドエンジニア、などを中心に活動中 AT-Music合同会社 オフィシャルホームページ: |
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Poser 11 |
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