前回は「現行小節の設定」を紹介しました。今回は、「現行コードの設定」(図1)の魅力を紹介します。
入力したコードの部分について様々な装飾効果を与える設定を行います。
図2を見てください。普通にコード入力するだけでは出てこないような色のコード表記や記号があります。
まず、4小節目ですが、これは図2のようにアンティシペーションを追加していることを表しています。俗にいう“食う”っていうやつですね。8分と16分音符で設定することができ、設定するとコードシート上では、“^”マークと共にコードが緑色に表示されます。
次に、9小節目ですが、通常では1小節に2つのコードしか入力できません。しかし、ここでは4種類のコードが表示されています。これは、「現行小節の設定」ウィンドウの左上にある「拍位置」で設定することができます。
(図3、図4、図5、図6)1~4までの番号は小節内の拍の位置を表し、先ほどのアンティシペーションを含め、拍ごとに設定を行うことができます。
12小節と13小節の赤い文字は「ブレーク」を意味します。点の数はブレークの種類を意味し、「休止」、「ショット」、「ホールドコード」の3種類から選択することができます。
また、現状のコード進行を分析して代理コードを生成してくれます。
(図7)ほとんどの操作が選択するだけなので、本当に手軽にアレンジを行うことができます。ぜひ試してみてください!