Sibeliusでは、映画のサウンドトラックから自分で撮影されたムービーへのBGMまでどんなビデオに対しても同期させることができ、本格的なBGM制作を行うことが可能です。
ビデオをSibeliusに読み込み、重要な部分(シーン)に印をつけるヒットポイント等を使用してマーキングし、この部分に合わせて曲を作ることができます。テンポを決めると、その位置までの小節数や各小節線の時間数などを数値で表記してくれるようになります。
また、プラグインを使用することによって、特定のシーンに特定の部分を合わせることができます。これは、特定のシーンに合わせて曲が始まるように設定できるのでとても便利です。
このようにビデオに合わせて音楽を作り、それぞれの楽譜を制作して生楽器による本格的なサウンドトラック作成を楽しむことができます。
Sibeliusのプラグインを活用すると、数回クリックするだけで作業が済んでしまうような便利な機能があります。
例えば、スケールの勉強を行うとき、スケールシートがあるととても便利です。“スケールとアルペジオ”というプラグインがあるので、それを選択し、メニューに従って進め、表示するスケール、スケールの上行下行、オクターブの幅、開始音、音符の長さ等を選択します。一度選択したスケールやその他の項目も簡単に変更できるので、違うスケールのシートを簡単に作ることができます。
また、任意の音符を消して練習問題を作成することも簡単に行えます。