バッキングトラックはコード入力してスタイルを選び、少しだけ調整をすればすぐにカッコいい演奏を作ってくれるし、ソロイストによってソロも追加することができますが、演奏できる人は自分で、オリジナルのメロディを入れたくなりますよね?
オーディオ録音によるメロディの追加に関しては以前のメルマガで紹介しているので、そちらを参照してください。今回は、MIDIデバイスを接続してメロディ入力を紹介します。
まず、MIDIキーボードやMIDIギター等のデバイスをコンピュータに接続し、オプション・メニュー > MIDIドライバ設定を開き、認識されていることを確認。(鍵盤を押して音が出れば一応はOKですが…)
(図2)録音ボタン
ツールバー上の録音ボタン(図2)を押すと、“メロディートラックへの録音”ウィンドウが開くので、録音を開始する位置を指定して“録音開始”をクリックすればレコーディングがスタートします。
レコーディングしたメロディはノーテーション・ウィンドウで楽譜表示されます。ここで間違えてしまった部分などを修正する事ができます。
また、オリジナルの曲で歌詞がある場合には、ノーテーションウィンドウ・ツールバーにある“L”ボタンを押すとタイミングを指定して歌詞の入力が可能になります。
出来上がった楽譜は、そのままのクオリティで印刷することもできるので、メロディ入りのトラックと共にメンバーや、生徒さんに配布するとより効果的にイメージが伝わります。
次回はノーテーションをもっと掘り下げたいと思います。